1st Album

世界で一度も咲かない花

Sale in 2006/09/17

Produced by ハル 宮沢
All Songs Arranged & Performed by The CosmopolitanCowboys

CDはタワーレコード、HMVなどで取扱っています。店頭に無ければ注文して下さい。
アマゾンでも取扱っています。
こちら

  1. I SAW THE LIGHT(奇跡のヒト)日本語詞:よしざわよしたか 曲:H.Williams
  2. 泣きたいほどの淋しさだ日本語詞:ハル宮沢 曲:H.Williams
  3. コスモポリタン・ブルース詞:ハル宮沢&牛田彦一 曲:ハル宮沢
  4. SOUTH OF THE BORDER(国境の南)詞・曲;M.Carry J.Kennedy 日本語詞:音羽たかし
  5. ケンタッキー帰り詞・曲:ハル宮沢
  6. おースザンナ日本語詞:堀内敬三 曲:S.Foster 補作詞曲:久保田麻琴
  7. 時にまかせて詞・曲:金延幸子
  8. オレタチの旅詞・曲:ハル宮沢
  9. HEY,!GOOD LOOKIN’(イカシタ・クッキー)日本語詞:ハル宮沢 曲:H.Williams
  10. ZANGIRI ROCK詞・曲:ハル宮沢
  11. ラグランロード日本語詞:ハル宮沢 曲:Tradirional
  12. ララバイ・フォー・ふらんしす日本語詞:ハル宮沢 詞・曲:Dury-Jankel
  13. 思い出のグリーングラス詞・曲:Curly Putman 日本語詞:山上路夫  補作詞:グラシャス坂井

2nd Album

Second ☆ Country

2008年ライブレコーディング、たどりついた新たな地平!

Produced by ハル 宮沢
All Songs Arranged & Performed by The Cosmopolitan Cowboys

Sale in 2009/02/07
*ライブ会場で先行発売。
*このアルバムの市販(レコード店販売)はありません。
*通販のみでの販売になります。
地底レコード

  1. ORANGE BLOSSOM SPECIAL曲・詞 E.T.Rouse
  2. 赤い川谷(RED RIVER VALLEY)曲 Tradironal 日本語詞 ハル宮沢
  3. DIRTY OLD TOWN曲・詞 Ewan McColl 日本語詞 ハル宮沢+牛田 彦一
  4. 犬小屋ソング(MOVE IT ON OVER)曲・詞 Hank Williams 日本語詞 よしざわ よしたかし
  5. MR.BOJANGLES曲・詞 Jerry Jeff Walker 日本語詞 グラシャス坂井
  6. ワゴンに乗れば曲 徳武 弘文 詞 村上 律
  7. ばんじょー・ぼうい曲 Sonny Osborne 日本語詞 ハル宮沢

[ ハル宮沢へインタビュー!]

-今回、ライブアルバムにしたのはどうしてですか?
まず今回のアルバムは純粋なライヴアルバムではありません。
普通のレコーディングをライヴハウスで一発録音したというニュアンスが近いです。
何故ならば、スタジオで各楽器を個別に録音するよりも、メンバーが共有する空気感を記録したかったのが一番の理由です。

-Second ☆Countryというタイトルに込められた思いは何ですか?
単純にカウボーイズの2枚目のアルバムだから(笑)。
まあ、私はコスモポリタンですからね、想像してください。

-曲の選択にはどういう基準がありますか?
バンドの現在最もリアルな感触がある曲をピックアップしました。

-サックスやパーカッションが入っていますが、どういう意図がありますか?
1枚目のアルバムをリリースした後、いろいろ試行錯誤した結果パーカッションを導入することを選びました。
カントリーミュージックの2ビートにパーカッションが入る事によって、より広がるビートが手に入ると思ったからですね。
今回サポートして貰った猪俣優子さんはジャンルに捕らわれることのないパーカッション・プレイヤーなので大変助かりました。
サックスに関しては空間を彩る音が必要だったからです。
多田葉子さんも幅の広いサックス・プレイヤーなので、バンドに的確なサウンドを提供してもらいました。

This time is
パパ・ふんじゃら(藤原 弘昭):BANJO,FIDDLE
多田 葉子:SAX
グラシャス坂井:MANDOLIN
東野 りえ:DRUMS
じゃいあん・しーたか:BASS,CHORUS
猪俣 優子:PERCUSSION,CHORUS
ハル宮沢:VO.GUITAR
(左から)

-1stアルバムのリリース以降の気持ちの変化はありますか?
また、その変化は今回のアルバムにどのように反映されているのでしょう?

1stアルバムは私の中では「カントリーミュージック」を現代にリメイクさせたサウンドだと思ってます。
しかし、今回は楽曲アレンジ及び、ミックスを含め、根本的に変えました。
極端な例えですが、1stアルバムはカントリーバンドのロック寄りなアルバム。
セカンドはロックバンドがカントリーの楽曲をアレンジしたアルバムかも知れません。

-宮沢さんはパンク、ジャズ、カントリーと遍歴されてますが、
今回のアルバムはその過程の中でどのような位置づけになるのでしょうか?

まだ旅の途中(失笑)。

-どのような音楽にシンパシーを感じますか?
素敵な感じな奴。
ジャンルを越えて自分の胸を熱くさせる音楽かな(爆笑)。

-世界の現状をどのように捉えていますか?
世界とどのように対峙しようとしてますか?

 相変わらず 「世界はガラクタの中に横たわり、百年、ひゃくねん、百年たったら変わるか?」だな。
いつも対峙しようとは思うのだが、なかなかチャンスがないな。

-カウボーイズの今後の展望を聞かせてください。
もう一枚アルバムは作りたいね。
今までのはカバー曲がメインだったので、全曲オリジナルなヤツを作るよ。

-あなたにとって一番大事なものは何ですか?
なんだろね?
「美味いビールといかした音楽があれば、人生8割はOK」だからなぁ。
大事なものねぇ。
やっぱり「正気でいられること」かね。

-ありがとうございました。

Introduce

Motive

ハル宮沢が98年「イアン・デューリー」を観に行ったロンドンでアイリッシュスタウトとアイルランド音楽に感応し 「美味いビールといかした音楽があれば人生8割はOK」と思うに至り、バンドの構想を得る。
どうせなら「アイリシュ~カントリー~テックスメックス~ニューオリンズ~日本」を飲み込んでやろうと 2001年、コスモポリタン・カウボーイズが誕生する。

Situation

ハル宮沢に「なんでカヴァーばっかやるの?」と質問したら「良い曲だからみんなに聞かせたい」と迷いなく即答された。
それは、しかし、おそらく動機のひとつに過ぎない。
彼からパブロックがやりたいという言葉を最初に聞いてから10年近くたつと思う。
一日の仕事を終えたOLや中年やティーンエイジャーが、安い酒を飲みながら、それぞれの肩書きを脱いで自分を自然に表現できるような場をつくりたいと言っていた。
カウボーイズが結成されるのはそれから数年後のことで、小さなライブハウスでテンガロンハットをかぶって下世話なMCと下世話なアレンジで古典の名曲を演奏していた。
客は笑っていたし酔っていて、曲間も演奏中もかまわずバーカウンターへ酒を追加オーダーしに行った。
演奏には皮肉があり挑発があり、別れの切なさがあり、かなわない愛のもどかしさがあった。
あきらめや絶望すらあった。それらはストレートに、或いは反転して笑いや興奮や脱力を客に伝えていた。
カウボーイズのレパートリーは全て日本語で歌われている。
カヴァー曲は、ハル宮沢がオリジナルの歌詞を書いて、腕におぼえのある演奏者たちと、まるで古典落語を新鮮な解釈でやるように演奏している。
ハル宮沢の名前が音楽シーンに登場したのは、東京ロッカーズ第二世代と目されたパラフレイズを率いてからだ。
あれから幾多の音楽国境を越えて今、カウボーイズのフロントマンとしてハル宮沢はここにいる。「旅はつらいけれど泣くんじゃない」と歌っている。
「ロック、ロックのかけ声だけじゃガキもだませやしないぜ」とJYAGATARAのアケミは歌った。
カウボーイズの音楽に、かけ声はない。現実があるだけだ。
凡庸な日常の連続には、活力を奪い去る凶暴性がある。
それを利用しようとする政治がある。
カウボーイズは、凡庸の連続に対抗し得るひそやかな光を探り当てようとしている。
政治的にならないことで政治との取引を拒否している。
反逆し、笑いのめし、怠惰と絶望に抗いながら、旅路は続いている。    文責:牛田彦一

Music

◆極東=場末のヒルビリーたちが奏でるカントリー&ナポリタン→ J カントリーの誕生か!?
グラム・パーソンズ没後33年――コスモポリタン・カウボーイズと聞いて、インターナショナル・サブマリン・バンドを思い浮かべた全国約15人及びその他大勢のカントリー・ロックファンのみなさん!!!

パンク~ニュー・ウェーブ>>>フリージャズ>>>ラテン>>>パブ・ロック
30年(四捨五入すれば)になろうとする音楽遍歴の末に、巡礼者ハル宮沢はカントリー・ロックにたどり着いたのであった。
ナニゆえか?
本作からは様々な音楽的要素・モチーフを聴き取ることが可能である。
C&W、ブルー・グラス、ニュー・オーリンズ、スワンプ、テックス・メックス、アイリッシュ・トラッド、日本語のふぉ~くとろっく。
C&Wの中でも、とりわけ1950年代に隆盛したホンキー・トンク・サウンドがバンドの屋台骨となっているようだ。
ホンキー・トンク・サウンドの立役者といえば、夭折した鬼才ハンク・ウィリアムズ、その人である。
ハル宮沢に訊いてみよう。
<ハンクの音楽はシンプルだけどある意味すごく洗練されてる気がします。これは私にとってチャック・ベリーを聞いた時と同じ様な衝撃でした。スリーコードなのに広がりを感じる>
<“I SAW THE LIGHT”の訳詞を読んだ時、これぞ私が歌うべき歌ではないかと、思いました>
ハルの話は続く。
<そしてある晩寝ていると、枕もとでギターをもったハンクが現れ何曲か唄っていったのです>
本作では4曲(ZANGIRI ROCKを含む)がハンクの作品であり、他にもハンク・スタイルの作品が見受けられ(聴き取れ)、ある意味ハンク・ウィリアムズ・トリビュート・アルバムの趣がある。
音楽に取り組む姿勢は、ライ・クーダーらに通じるそれであり、学究的な部分もあるが、元来のサイケ趣味(ジミヘン)、諧謔精神(談志)、サービス精神(三平)も加味され、マニア向けであると同時に広く音楽ファンにひらかれた魅力をたたえている(いま気付いたのだが、ハル宮沢の表現の質は、なぎらけんいちに似ている。そういえば、なぎらもカントリーを演っていた)。

“I SAW THE LIGHT”で天啓(カントリーを演れ!)を受けた場末のヒルビリーが、国境の南を彷徨い、各地を巡礼し、子守唄を聴きながら故郷の芝生に触れる。ハッピーエンドかと思いきや、最後の曲(13)は、処刑台(13階段)にむかう男が故郷に思いを馳せるうたなのであった。ハルのうたいぶりもふさわしいものとなっている。

明るく公序良俗なこの“ニッポン低国”(©竹中労)に暮らす違和感、ったく泣きたいほど淋しいけど、時がすべてを解決してくれることなんてないんだぜ。
とにかく、“まだ何も始まっちゃいないぜ”
ひとまず、コスモポリタン・カウボーイズのライブに足を運んでくれ!    文責:よしざわよしたか

Member Conposition

Main Player

ハル宮沢:ヴォーカル&ギター
1978年札幌でPUNKバンド「パラフレーズ」を結成。 89年に解散するも、フリーJAZZへ進出。不破大輔らと「渋さ知らズ」を結成、その名付け親となる。「のなか悟空と人間国宝」にも参加。 フリージャズ・ロックバンド「どこでもドアーズ」スタート。メレンゲバンド「タブーショウ」、歌モノの「カラス東風楽団」にも参加し、ジャンルを超えた活動を展開。2001年、コスモポリタン・カウボーイズを結成し、10年ぶりに歌手として復活。
パパふんじゃら(藤原弘昭):フィドル&バンジョー
80年代「サバート・ブレイズ」のベーシストとして活動。京都で宮沢と知り合い97年から「どこでもドアーズ」に参加。元来ブルーグラス&カントリーの志向強く、バンド内コンバートでフィドル&バンジョー奏者となる。
じゃいあん・しーたか:ベース
06年ジェフの脱退に伴いカウボーイズに参加。「世界で一度も咲かない花」にはコーラスで参加。したたかなテクニシャン。
植村昌弘:ドラムス
多田葉子:sax,clarinet
こまっちゃクレズマのサックス奏者。90年代、梅津和時の率いるベツニ・ナンモ・クレズマーに参加、以後、HOBO SAX QURTET、こまっちゃクレズマに在籍しながらライブ、ツアー、レコーディング等を重ねる。並行してロック、フォーク、ジプシー系バンドへのゲストほか、即興演奏にも独自のスタンスで取り組み、芝居やダンス、舞踏との共演も。自身では、即興ユニットOKIDOKI、管楽器3人によるプチだおんを主宰する。またちんどん屋の楽士としてもフリーランスに活動し、愛知万博ではアジア各国の音楽、民謡と共に野外大ステージも務めた。

Support Player

猪俣 優子:Percussion
間所 直哉:Percussion

Reference Player

グラシャス坂井:マンドリン(バンドリン)&バリトンギター、他
東野りえ:ドラムス
高橋’yja祐子:アコーディオン
ジェフ蔵方:ウッドベース